抗菌薬(抗生物質)の投与前皮内テストの原則廃止について(お知らせ)


 この度、当院では2004年の厚生労働省の指針に沿って、抗菌薬の皮内テスト(皮内に注射し、できた発赤あるいは膨疹の大きさでアレルギーを判定する方法)の実施を平成21年度7月31日をもって廃止することと致しました。

 抗菌剤の皮内テストは、抗菌薬を投与したときに起こりうる重篤な副反応(特にアナフィラキシー)を予測するもので、この方法での副作用は予防に有用ではなく欧米諸国では定型業務として、この方法(皮内テスト)は行われておらず、平成14年には日本科学療法学会も皮内テストの廃止を提言しています

 これらのことをふまえ当院でも皮内テストを廃止し、事前に抗菌薬投与のための問診を行い、抗菌薬の投与についての説明と同意書に署名を頂くことと致しました。ただし、主治医の判断や患者様のご希望で特に必要という場合にはこの限りではありません。

※アナフィラキシーショックの症状
皮膚症状
注射部位から体の中心に向かっての皮膚の発赤、腫れ、かゆみ、痛み、むくみ、しびれ、蕁麻疹、熱感
全身の症状
    せき、息苦しさ、くしゃみ、ぜいぜい感、口が渇く、のどの痛み、胸の痛み、声が出にくい、血の気が引く、脈が速い、顔面蒼白、悪寒、熱感、しびれ感、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、嘔吐、発汗、冷汗

 ご質問のある方は気軽に担当医、主治医、看護師にお問い合わせください。